左手用デバイスを使うとガチでデジタルイラストを描く効率が上がります。
今回は左手デバイスを紹介します。
目次
左手用デバイス(入力補助デバイス)とは
様々なショートカットを登録出来る便利なアイテムです。片手で使えるキーボードのようなものや、wiiのヌンチャクのようなものなどがあります。
ゲーム用とされているものが多いのですが、デジタルイラストに使うこともでき、非常に作業が効率化されます。
メリット
ショートカットを1つのキーで済ませられたり、キー一つでソフトを起動させたり、気に入ったキーに割り当てられるので、都合の良いポジションに設定できるのが良い点です。
また最近のものはアカウントにショートカットの設定を記録することが出来るので、別PCへの移行も容易になりました。
デメリット
左手デバイスになれすぎて、それらが使えない環境だとショートカットに弱くなるという点がデメリットです。
ショートカット登録一例
クリスタだとこのようなものを登録しています。
- 取り消し
- やり直し
- 色相・彩度・明度
- レベル補正
- 使うペン
- 消しゴム
- ブラシサイズ
- 左右反転
- 拡大・縮小・回転
ほかちょこちょこ追加したりもしています。
どのデバイスを使うか
今あるものを使う
お手元にあると入力補助デバイスに変えられるものがあります。
ゲームパッド、Nintendo Switch Joy-Conなどは『JoyToKey』というソフトを利用すればショートカットを当てはめることが出来ます。
またテンキーをショートカットに割り当てて入力補助デバイスにするのも良いと思います。
個人的な新規購入でオススメ商品
Razer Tartarusシリーズ
ショートカットが登録が可能なキーが多く、またホイール、親指で使えるところがあるのも良い点です。
ドライバソフトからかなりカスタマイズでき、ソフトを起動させたり音量調整もできたりするので、イラスト以外の用途でも使うことができると思います。
ただ右手用が無いのが残念なところです。
似たようなもので、『Razer Orbweaver シリーズ』があります。少しお高めですが、メカニカルキーが良いという人はそちらを買うと良いかもしれません。
XP-Pen AC19 Shortcut Remote
ワイヤレス接続が可能かつ机上、手持ちどちらでも使える値段が手頃なデバイスです。大きさもiPhone6とほぼ同じらしくスペースを取らないらしいです。
上部にあるダイヤルはホイールダイヤルなので1段階ずつ調整が可能
形が対象的なので右手でも使えます。
少しボタンが少なめなため、ゲーム用途で使うのは難しいと思われます。
買う前に
ここでオススメしているものは比較的無難なもので、他に「Tourbox-001」や「CLIP STUDIO TABMATE」なんてものもあったりするので、色々見てみるのをオススメします。
左手用デバイスは形、使用感、ショートカットの登録数によって使い勝手がめちゃくちゃ変わりますので、実店舗で確かめたり、動画で大きさや形状を確認するのが良いと思います。